初期アイデア お尻からコンセントが伸びて まるで、家電のようである カワイイ |
辻まこと(ダダイスト辻潤と大杉栄と駆け落ちの伊藤野枝の子である)の
文庫『多摩川探検隊』で使った言葉である。
今回秘密基地三棟一体計画の柱になるのは、
これから作業に入る寝室。
・蚊が入ってこないこと。
・雨が入ってこないこと。
というこの二つの難題を乗り越えるための切り札である。
とりあえず、あのN沢R衛氏も偉大な発明と語った“ノキ”と
ボク自身、ベトナムやチリと海外体験を味わって
ついにその大切さに気づいた“アミド”の二つさえあれば大丈夫そうだと思ふ。
加えて、秘密基地企画全体として今回のサブテーマは
“屋外を愛せよ、太陽を愛せよ”であるからして、
雨と蚊を避けるためにどうしても
ハコ化してしまうこのカチカチスタイルをどうにか外向きにしなくちゃあいけない。
大変だ。
一回スケールについて考える。
ベニヤ板はだいたい180×90である。
立てて使えばだいたい人間の身長のスケールである。
少し窮屈かもしれないが(はっはっは。ボクは身長180あるので。)、
まぁ、悪くない。
横にすると流石に大人一人入るのには厳しい高さになる。
が、机ってかテーブルってかにはちょうどいい。
立てて使えば家になり、横にすれば机になる。
ベニヤ板とは良く出来た寸法だ。
基本的にベニヤ板の寸法に合わせてつくる。 作業が楽だ。 一石二鳥はボクの大好きな言葉である。 |
まあ階段みたいな家になる。
入口から入って90cmは高さ180ある。
んで、そっからは高さ90cmの空間が180cm続く。
つまり余裕で足が伸ばせる。
んで、外からは軒下付きの高さ90cmの机が出現するわけだ。
外からは机、なかからは家。
外と内が両方とも利用可能だ。
一石二鳥だ。
何度も言うように、一石二鳥はボクの大好きな言葉である。
んで、たまたま斜めから写真を取ると
寝室の本体 最終的にははこれに波板の屋根が付く。 |
寝室のサブタイトルは「原始人のハート」で決まりである。
名前ひとつで、カクカク建築にも愛着が湧くので
ボクも中々単純な人間である。
【追記】
「入口から入って90cmは高さ180ある。
んで、そっからは高さ90cmの空間が180cm続く。」
んな訳がない。
そっからは高さ90が90続くのである。
小学生に馬鹿にされそうである。
ボクも中々単純な人間である。