2013年3月27日水曜日

秘密基地的建築のrealizability (Ⅱ)

 

1.秘密基地的建築物の特徴(小屋、屋台、仮設住宅) 
2.生と建築
3.被災地、途上国で必要となる建築的要素 


2.生と建築

昨日の記事「秘密基地的建築のrealizability」
http://kuukandukuri-ynu.blogspot.jp/2013/03/realizability.html
より、続き


「鴨長明の方丈庵」

「ゆく河の流れは絶えずして、しかも、もとの水にあらず。」
(河の水の流れは絶える事がなく流れ続ける状態にあって、
それでいて、それぞれのもともとの水ではない。) - 鴨長明『方丈記』

いいお家に生まれるが跡目争いのち出家、
飢餓や震災を経験しこの世のはかなさを身をもって経験し、
鴨長明の眼は住環境に向く。
小さな方丈庵を築き静かな生活をすることとなった。


トリアタマのボクのところに集まった方丈記三冊
左:おじいちゃんの離れ
中央:おじいちゃんの本棚
右:横浜の本屋













「坂口恭平のホームレス研究」

 http://www.youtube.com/watch?v=wdvIJBgAOfk


東京ホタルシンポジウム 東京の川をひらく:坂口恭平

勢いがあるので話半分で聞くとしても、
「ダンゴムシのこと思い出しながら涙が出てくる」
「(河原者の家)地震が起きたらどーなるんですか、もしかしたら壊れてたんこぶが出来るかもしれない」
「車輪がついてると建築基準法上家じゃなくなります。駐車場借りれます。(モバイルハウス)」
 感覚の話。

坂口恭平『思考都市』より、カワラモノの家スケッチ

生きるために必要な建築。
効率性、再現可能性がすごい。




「Thomas Spiegelhalter (トマス・シュピーゲルハルター) "Experlimental Housing"」

見た目が感動的な建築でひと目で惚れる。
調べてみれば、太陽光発電や風などを考慮したエネルギー効率の良い建築物だそうな。


Spiegelhalter Lecture

( http://dawntown.org/2009/09/12/spiegelhalter-lecture/ )



そして、現在水戸芸術館でやっている「坂茂 - 建築の考え方と作り方」
でこう言った、生と向き合った建築物(ボクは勝手に秘密基地と読んでいる)と
被災地や途上国との相性の良さに感動するのである。(まぁ当然なのだけど)










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